東京都内には、特徴的な景観が軸上に連続した地帯があり、これを「景観軸」と呼ぶ。景観軸は、河川・水路、丘陵地、崖線、幹線道路等である。
「景観基本軸」は、このうち、東京における良好な景観の形成を推進する上で、特に重点的に取り組む必要がある二以上の区市町村にまたがる地区で、東京都景観条例の定めにより知事が指定できるものとする。
指定済みのものは、「隅田川」「丘陵地」「玉川上水」「神田川」「臨海」「国分寺崖線」等である。これら各軸ごとに、「景観づくり基本計画」「景観づくり基準」を定めて、一般の地域よりきめ細かな景観誘導が図られることになっている。
〈小口〉