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オープンスペース 〔open-space〕

 建物によっておおわれていない土地。公園、広場、河川、湖沼、山林、農地などである。都市計画法上の用語では「公共空地」というものがある。
 〈小口〉

オーバーバス 〔over-pass〕

 鉄道、道路が他の鉄道、道路と立体交差する場合、その一方が他方上を通る構造形式のこと。これの反対がアンダーパス〔under-pass〕である。
                                                 〈小口〉

沿道環境整備事業

 道路交通から生ずる騒音による障害を防止し、さらに、適正かつ合理的な土地利用を図り、沿道にふさわしい市街地の形成を図る事業である。都市計画法第12条の4第1項第5号に基づいた遠藤地区計画の区域内において実施される。
                                      〈小口〉

延焼遮断帯

 首都圏においても、大地震に対する万全の備えが常に要求されるところであるが、大地震が誘発するものに市街地大火がある。これを防ぐために設けられるのが「延焼遮断帯」である。

 道路、河川、鉄道、公園等の都市施設、沿線の耐火建築等により構成される帯状の不燃空間という形状をとる。

 「防災都市づくり推進計画」において、「骨格防災軸」「主要延焼遮断帯」「延焼遮断帯」の3つに区分され、整備の重要度の指標とされる。
                                      〈小口)

駅勢圏

 「その駅を利用する需要の存在が期待できる地理的な範囲」とも定義されるが、平たく言えば、ある鉄道駅の勢力圏である。その駅を利用する人々の居住地、就業地、就学地の範囲を示すことになる。

 この駅勢圏を決定する最大要因は駅からの距離ということになるが、実際にはそう単純ではなく、特に大都市圏では鉄道路線が錯綜しており、狭い域内に複数の駅があったりするため、競合が起こり、周辺の旅客需要を取り合うこともある。そこで、これも考慮に入れたり、駅の施設、輸送形態なども考慮することが必要になってくる。

                         〈小口〉