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延焼遮断帯

 首都圏においても、大地震に対する万全の備えが常に要求されるところであるが、大地震が誘発するものに市街地大火がある。これを防ぐために設けられるのが「延焼遮断帯」である。

 道路、河川、鉄道、公園等の都市施設、沿線の耐火建築等により構成される帯状の不燃空間という形状をとる。

 「防災都市づくり推進計画」において、「骨格防災軸」「主要延焼遮断帯」「延焼遮断帯」の3つに区分され、整備の重要度の指標とされる。
                                      〈小口)