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みどり率 (みどりりつ)

 東京都の緑化指標の一つである。従来有力な指標とされてきた「緑被率」に「河川等の水面が占める割合」と「公園内で樹林等の緑で覆われていない面積の割合」を加えたもの。公園の増加や道路の緑化、屋上緑化、公開空地の確保などが数値に反映しやすくなるのが特徴である。

 東京都は5年ごとに東京都本土部を対象に「みどり率」の調査を実施しているが、最新データは平成30(2018)年のものである。それによれば、前回調査(平成25年)に比べ、「公園・緑地」が増加、「水面・河川・水路」は変化なし、「農用地」「樹林・原野・草地」は減少していた。

 これを区分別にみると、都全域52.5%(△0.5ポイント)、区部24.2%(△0.3ポイント)、多摩部67.8%(△0.6ポイント)となる。

 〈小口〉